NOBUYOSHI OMURO
     

Concept研究コンセプト

2018年4月から京都産業大学経営学部から長野県立大学グローバルマネジメント学部教授兼ソーシャルイノベーション創出センター長に就任した。京都から拠点を移したが,京都市ソーシャルイノベーション研究所の所長を兼務し,引き続き京都でのアクションリサーチを継続し,加えて長野県でのアクションリサーチを実施中である。

 研究室の基本コンセプトは、社会システム論的視座で社会的課題の解決にビジネスの手法を活用する事業体あるいは社会的課題を生まない事業体とその手法を研究し、社会に貢献することである。
  そのプロセスは東洋的な思想をベースとして、生物学などの他分野の研究成果を分析ツールと利用し、企業と社会の境界で発生するソーシャル・イノベーションを研究していく。

  中心的な研究対象は新しい財・サービスおよび新しい仕組みをもって社会的課題を解決するソーシャル・イノベーションとその主体となるソーシャル・エンタープライズ(社会的企業/社会起ー家)やサステイナブル・カンパニー(持続可能な社会の構築に貢献する企業)である。そしてこれらと密接に関連する「企業の社会的責任(CSR)」およびそれらを支援する行政の経営も研究対象とする。
   このようなビジネススタイルの中心は、企業家である。この企業家は多様な機能をもってビジネスを展開している。これらの領域も研究室の領域となる。

   また研究に当たっては常に社会の動向と理論の往復を意識しながらおこなっていく。既存のアカデミックの理論と社会をつなぐような理論の構築に当たっては、現場が重要になる。これまでも全国各地にインタビューにお伺いした。今後もこのスタンスは変えず、支援できるところは支援をしていきたい。

Profile大室悦賀研究室

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Blogソーシャル・イノベーション備忘録

2009年1月からソーシャル・イノベーションに関わる気がついた出来事をブログにつづっています。
関心のある方は、覗いてください。
ソーシャル・イノベーションという言葉は、いまだ一般的な概念ではありませんが、それに関わるソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)やソーシャル・アントレプレナー(社会企業家)は、2008年以降TVや新聞で多くとりあげられるようになり、徐々に認知されるようになってきました。
また、一般企業が社会的課題に関わるソーシャル・ビジネスを展開するようになってきています。
これらの出来事を少しずつ綴っていきたいと思います。

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